ハッピバースデー、周助〜♪
ホントは29日なんだけどね。今年はないから今日祝う。
うーんと、15だっけ?あーぁ、もぅ追い越されちゃったよ。
でも、もうすぐで同学年だもんね。
待っててね、周助!(何を待てばいーんだ?)

Happy Happy Birthday〜バースデー小説〜(塚不二)

2月28日。
「ふーじー!」
ブンブンと手を振って英二が周助の方へ近づいてくる。
「はい、これ!バースデープレゼント!」
そう言って英二は周助にプレゼントを渡すとどこかへ去ってしまった。
「たんじょうび・・・」
周助は貰ったプレゼントに目をふせた。

周助の本当の誕生日は2月29日。
4年に一度しか来ない日。
今年は・・・ない。

「なんでみんなくれるの?」
英二に貰う前、周助は沢山の人からプレゼントを貰っていた。
「今年は僕の誕生日ないのに・・・」
周助はプレゼントをカバンの中に入れた。

授業が終わり午後の部活も終って周助は片づけをしていた。
「不二。」
突然手塚に声をかけられた周助。
「何?」
「ちょっと来い。」
「えっ!?」
そういうと手塚は周助の腕をつかむとどこかへ連れ去った。

二人がついた場所は中庭にあるサクラの木の下だった。
まだ冬なのでサクラはつぼみのままだ。
「どうした。機嫌でも悪いのか・・・?」
「・・・」
周助は下を向いた。
「だって・・・だって、僕の誕生日今年はないのに・・・」
それを聞いた手塚は周助を抱き寄せた。
「一年に一度も誕生日が来ない人なんて一人もいないんだぞ。だから今年の不二の誕生日は今日だ。」
「てづか・・・」
手塚は顔を周助の顔に近づけた。
「Happy Birthday,Syusuke.」
そう言うと手塚は周助と口付を交わした。
おまけ。

周助と手塚はその後、一緒に家まで帰る事になった。
「ねぇ、手塚。」
「ん?」
「さっきのキスが手塚からのプレゼント?」
「まさか。ちゃんと用意してあるぞ。」
手塚はカバンの中から青い包み紙で綺麗にラッピングされたプレゼントを周助に手渡した。
「開けていい?」
「あぁ。いいぞ。」
周助は包み紙を丁寧にはがした。
包み紙の中から現れたのは・・・ワサビチョコというチョコだった。
「不二は、辛いの好きだったよな。」
「あ、ありがと。」
苦笑いしか出来ない周助だった。

END.

前日から書き始めたSS。
無事書き終わりましたよ〜。
あー、でも急いで書いたから変な表現な文章があるかも。気にしないでねv(ォィ)
おまけに出てくる「わさびチョコ」実際にあります。
東急ハ●ズに売ってました。バレンタインデー前に(ぇ)
食べたかったけど金なかった。

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