「14話、One grain of tear」

〜RyomaSide〜

俺は目を覚ました。
開け放っている窓から入って来る夜風が冷たかったので俺は人間の姿に戻り窓をキチンと閉めた。
その時、部屋の中に周助がいない事に気づいた俺は周助を探すため部屋を出た。
手塚にこの姿で見つかるとヤバイので俺は黒猫の姿に戻った。
リビングに人の気配を感じた俺は音をたてないように階段を降り、ドアの隙間からリビングを覗いた。
次の瞬間、俺は見てはいけない物を見てしまった。
それは、、、それは周助と手塚が口付を交わしている姿だった。
最初は手塚が周助に無理矢理唇を奪い取ったのかと思ったけど周助が嫌がる様子を見せるどころがむしろ好んでやっているように俺には見えた。
・・・俺は手塚に嫉妬した。
ずっと前から好きだった周助が見ず知らずの男に盗られ、俺は悔しくて悔しくて一粒の涙が頬を伝って床に落ちた。
駆け足で周助の部屋に戻った俺はさっき自分で閉めた窓を自分の手で開け、夜風が痛いほど冷たい外に出た。
「寒っ。」
俺は屋根の上に登った。
冬の夜空はとても澄みきっていて白く輝いている星が数え切れないほど見える。
プラネタリウムみたいだとおもったその時、俺は流れ星を見つけた。
流れ星はさっき、俺の頬を流れた一粒の涙みたいに流れ落ちて、闇に消えた。
部屋に戻りたくない俺は今晩は屋根の上で寝過ごす事に決めた。

*・*・*・*・*・後書・*・*・*・*・*

今回は越前君視点で書いてみました〜。
越前君、思ったより簡単だった。書くのが。
いよいよ大詰め!次回はどんな展開に!?
アニプリ感想

あれはぜったーい乾海だ!!!
絶対そうだ。ね、そーだよね?
乾が笑いながら走ってそれを追いかける薫。
やっぱ乾海だよ。
不動峰やルドルフとか出ててとーっても嬉しかったですvvv
杏ちゃんが桃をデートだって誘った時、私は「んー、桃海の方がいいなー」とかほざいてました。
観月さんとか裕太とか出た時は「観月さ〜んvvv裕太〜vvv」とかほざいてましたわ。もう嬉しくて嬉しくて。
観月さんが周助にシカトされた時は笑ってましたね。しかも、その後「誰だっけ?」って忘れられてるし。

なんか、BS(バックスペース)壊れた!?
どーなってんだ!?

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