「魔法のかかったチョコレート」〜Diary用〜

そして、運命の12月14日。
「てーづーか!」
周助は手塚の元へ駆け寄った。
「ん?どうした、不二。」
「あのね・・・」
周助は手塚にチョコを差し出した。
「君には迷惑かもしれないけど・・・」
手塚は何も言わないでチョコを受け取った。
「食べてもいいか?」
「え?あ、うん!」
手塚はチョコを一口食べる。
と、次の瞬間、手塚の雰囲気が変った。
が、周助はそんな事に全く気づく様子が無く
「どう、美味しい?」
と、手塚に聞いている。
「あぁ。美味しいな。」
「よかった〜。不味かったらどーしよーかと思ってたの。じゃあ、僕もう教室に戻るね。」
そう言って周助は教室に戻ろうとしたその時、手塚に腕をつかまれてしまった。
「ちょ、手塚?」
「見せたい物がある。ついてこい。」
そういうと手塚は周助を連れて何処かへ去った。

階段を駆け上がり「立ち入り禁止」と書かれてある看板がついてる錆びてる鎖をくぐり抜け鍵が壊れたドアを開けた。
出るとそこは屋上だった。
「おくじょう?」
「見てみろ。」
手塚が指さす方を見ると上から見る街のとてもいい景色が眺めれた。
「キレイ。でも、なんで僕に?」
「お前にだけは見せたいと想って・・・」
その時、やっぱり魔法かかってるんだ。と周助は思った。
「手塚、ありがと。好きだよ。」
「俺も好きだ。」
その時、
「あれ?」
手塚は立ち上がった。
「俺はなんでこんなとこに・・・?」
どうやら魔法が切れたらしい。
「あのね、手塚・・・」
周助はあの魔法のチョコの事を手塚に話した。
「そんなチョコがあるのか。でも、そんなチョコに頼らなくても俺はお前の事・・・好きだ。」
「え?嘘?」
「嘘なんかじゃないぞ。」
「手塚v」
周助は手塚に抱き着いた。
「だーい好きv」
「ふ、不二・・・重い。」
「ゴメン♪」
その後、二人は2時間も授業をサボったとさ。

*・*・*・*・*・後書・*・*・*・*・*

今日中に終らせるためにDiary用に最終話だけ編集してみました。
ホントはもうちょっと長いです。
あー、もうちょっと前から書いてればもっとマシな文章になってたかもしれないのに・・・

今日は忙しいのでこの辺で。
次からはいつもの連載に戻ります。

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